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漂う心

精神科に通院する女の奇妙な生活

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同情なのか愛情なのか・・・

暫くすると、アパートの鍵を開ける音がした。

拓也が来たらしい。

全身びしょぬれの上にビール片手・・・うつろな眼をした私に彼は言葉も出なかったようだ。いや、ただただ呆れていたのかもしれない。

無言で食卓の上にある、吸殻がいっぱいの灰皿を片付け始めた。
そしてベレンダに干しっぱなしの湿った下着とジャージを手にすると私の服をぬがし、まるで介護士のように私の着替えに取り掛かった。

沈黙を破るように一言「今度は、いつ病院へいくの?」と尋ねた。「2週間後」
その日は、ただそれだけの会話だった。

若いころ憧れていた、お姫様だっこをして彼は私をベットへ寝かせてくれた。なぜか嬉しいとは思わなかった自分がとても醜い人間に感じた。
熱いディープキスも抱擁も、マグロのようにうけとめることしかできない・・・
どうしてしまったのだろう自問自答しても答えが出てこなかった。

キスの最中うす目を開け彼の表情を見ている自分が異様に思えた。

なぜ?の繰り返しが頭の中を支配していた。
なぜ、あなたはそこまでやさしいの?
なぜ、なにも責めないの?
なぜ、病気のこと聞かないの?

マグロになった私の乳房をまさぐることもなく、私の性器に触れることもせず。
ただただ、やさしく髪をなでながら彼は深い眠りについた。
心とは裏腹に何故か私の花びらが濡れて体が反応していたのは確かだった。

同情なのか愛情なのか・・彼の行動に違和感を感じつつ、私は一睡もできなかった。
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